【コミュニケーション豆知識】10 <よりよい人間関係は“聴く”ことから(3) >
信頼関係を構築する上で、話を「ちゃんと聴く」ことがとても重要だということをお伝えしています。
なぜ、話を「ちゃんと聴く」と、信頼関係ができるのでしょうか?
話し手が、話すことによって、「自分を理解することができ」→「自分を受け入れることができ」→「自分の想いを解放することができ」るからなのです。
そこまでたどり着くと、話し手は、聴き手に「深く理解してもらえた」と感じることができるため、信頼関係が生まれるのです。
では、「ちゃんと聴く」とはどんなコトでしょうか?
聴き手が「聴いている」つもりでも、相手に伝わっていなければ、話し手は「聴いてもらっていない」と、感じてしまうのでしたよね。
話し手に「ちゃんと聴いているよ」と伝えるために気をつけたいこと。
今回は、「聴くときの心構え 7つのポイント」をお伝えします。
1. 相手が言おうとしていることの「意味」を聴きとり、その気持ちにこたえる(目の前の言葉にとらわれない)
2. 思い込みで聴かない(自分の価値観を脇におく)
3. 結論をいそがない(アドバイスしない)
4. 無知の姿勢で聴く
5. 正しく理解しているか、言葉で確認する
6. 相手の全体に気を配る(言葉と態度が一致しているか?)
7. 自分を客観的に見る(感情に巻き込まれない)
明日は、上記7つのポイントをもう少し詳しくお伝えします。(T)