<自己分析>(2)
今回は、「自己分析」の2回目です。
JCOのコミュニケーション講座では、簡単なワークで自分の魅力と強みを発見します。
この一連のワークは、2級講座の中でも特に“楽しい”ものです。
お互いにシェアをするときに歓声が上がったり、(嬉しくて)時には涙ぐんだり、新たな発見や確認に、受講生の皆さんの笑顔がはじけます。
■ 人から見たイメージを知る、見られたいイメージを創る
自分の「特徴」を知った上で、改めて自分の見られているイメージを知り、その上で「自分が見られたいイメージ」を宣言します。
これは、必ずしも今の100%ではないかもしれません。しかし、“見られたいイメージ”というのは自分の理想形のカタチであり、目標地点でもあります。
現在地(今、自分が他人から見られているイメージ)を明らかにし、目標地点(理想)を設定することで、自分の軸がしっかりと固定されます。
これにより、ブレない自分でいることができるのです。
■ 自分の価値観を知る
「ブレない自分軸」ができたら、今度は優先順位です。自分は今、何を一番大切に思っているのか。
文字で客観的に確認することによって、頭の中がスッキリし、自分自身を冷静に見つめることができます。
自分が大切にしていることを他の人とシェアすることによって、他の人の価値観も大切にできる。
お互いの価値観を認め合うことで、より良い人間関係の構築が可能になります。
また、しばらく時間を置いてこのワークをすることで、価値観の変化の記録にもなりますね。
■ 自分の魅力・強み宣言
さぁ、「自己分析」カリキュラムの大詰めは、自分の魅力・強み宣言です。
成功体験を話すことによって、その人の強みがより明確になって行きます。
そして、「成功」とは自分のチカラや偶然の巡り合わせだけでなく、他の人の支えや応援があってこそのコトなのだ、と気づくことにより、感謝の気持ちが生まれ、またそんな幸運を引き寄せた自分自身への自信にもつながります。
私たちは、自分の欠点や弱みはすぐに言うことができますが、強みや長所をあげることは苦手なコトが多いですよね。
しかしながら、自分自身の「良さを素直に認めること」で、相手の良さも見つけて、認めてあげることができるようになり、それが「信頼関係」や「よりよい人間関係」につながって行きます。
受講生の仲間に見つけてもらった強み・魅力を、ここでしっかりと受け止めて、自分自身の強み・魅力として宣言しましょう。(T) ~コミュニケーション2級講座より~