<発声・発音練習>
3級講座でお伝えした「発声・滑舌練習」の復習になります。
【コミュニケーション豆知識】13~15も合わせてご覧ください。
■腹式呼吸
吐く息に意識を向けます。自分が馬になったようなイメージで声を鼻に響かせます。
■発声練習
「あ・あ・あ・あ・あーーーー」の最後の「あーーー」は20秒ぐらい続くように。
「あい・あい・あいあいあい」は、1音ずつはっきり区切ります(音が流れないように)
■口のフォームを整える
できれば手鏡を持ち、口の形を確認しながら発声していきましょう。
目線はやや上向きに(下すぎると、のどがつまり声が出にくくなります)。
「え」の時、左右の口角の高さが同じであることを確認しましょう。
■あいうえお発声練習
劇団員やアナウンサーの方のような発声練習ではありますが、日常会話で明瞭に伝えるためのものです。柔らかく、丸い、受け取りやすい声を意識しましょう。
音は1音ずつはっきり区切ります(流れないように注意しましょう)。
■抑揚練習
北原白秋の『あいうえおの歌』を使って練習します。
抑揚があると聞き手は受け取りやすくなります。
スピーチで抑揚を練習するのは難しいので、あえて意味のない文章で練習をしていきます。
最初の一文字を「立たせる」ように。あえて大げさに抑揚をつけてぴょんぴょん跳ねるイメージで、楽しく練習していきましょう。
■滑舌練習
早口言葉ではありますが、早さを競うものではありません。
舌のさばきが悪いと聞き取りづらくなります。
ちょっと言いづらい言葉を使って練習し、豊かな表現力をつけていくことが目的です。
「特許局(とっきょきょく)」や「国庫局(こっこきょく)」、「六のら如来(むのらにょらい)」や「六武具馬具(むぶぐばぐ)」など普段めったに使わない単語ですし、かなりいいづらい言葉です。
口周りやほほの筋肉を鍛え、アンチエイジングにも効果がありますから、是非チャレンジしてみてくださいね。
次回は、<自己分析>のカリキュラムをお伝えします。(T) ~コミュニケーション2級講座より~