【コミュニケーション豆知識】15 <発…

【コミュニケーション豆知識】15 <発声・滑舌練習(3) >

どんなに良い声、良い発音でも、抑揚のない一本調子の話し方では気持ちは伝わりにくいもの。

そこで、このカリキュラムでは、北原白秋の『あいうえおの歌』を題材に抑揚練習をしています。

劇団員さんもこの詩を使って滑舌練習をされるようですが、JCOの「抑揚練習」には特徴があります。

ゆっくり、はっきりと発音する。第一音を強く、“弧を描いてボールを相手に投げるよう”なイメージで。

この抑揚練習で意識することは、「山と谷」。話し方に山と谷がある方が「洗練され」て聞こえますし、「聴き心地が良い」とされています。

もちろん早口言葉も練習します。ですが、「早さ」は重視せず、「舌のさばき」と「言葉の明瞭さ」を意識します。

『発声・滑舌練習』のカリキュラムの目標は3点。

1.口と舌のさばきをよくする
2.言いにくい言葉をきちんと言えるようにする
3.言葉を明確にする、ことを目標にしています。

「えっ? 今なんていった?」と、何度も聞き返されていては、余計に小さな声になり、自信を喪失してしまいそうです。

聴き手に受け取りやすい、明るく自信に満ちた声と話し方で、あなたの印象はさらに良くなります。(T) ~3級認定講座より~

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