【2013年ありがとうございました】 20…

【2013年ありがとうございました】

2013年大晦日の今日、いかがお過ごしでしょうか。

2013年は、JCOにとって誕生の年となり激動の1年となりました。JCO認定コミュニケーション講座は、多くの2級・3級コミュニケーター(修了生)さんを輩出、講師養成コースは2期生の課程を終了しました。2014年の年明けには、新たな認定講師も誕生する予定です。

10月からは、このFacebookのオフィシャルページもスタートしました。多くの方に読んでいただき、本当にありがとうございます。現在は、JCOのホームページから、ブログとしても読んでいただくことができるようになっています。

今後は、さらに多くの方に読んでいただくことができるよう、精進していきたいと思います。

2014年もJCO(一般社団法人日本コミュニケーション機構)および、JCOのFacebookページをよろしくお願いいたします。(T)

【コミュニケーション豆知識】22 <コ…

【コミュニケーション豆知識】22 <コミュニケーション力は聴くことで高められる! (1) >

「まず聞き役に回ることが、コミュニケーション力を高める第一歩」(『聞く力 話す力がたちまち身につく 40の技術』ダイヤモンド社)

企業の採用基準として「コミュニケーション力の高さが求められている」という事実をご存じでしょうか。

2012年7月発表の一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)『新卒採用(2012年4月入社対象)に関するアンケート調査結果の概要』によれば、選考にあたって特に重視した点として、「コミュニケーション能力」が82.6%と断トツの1位でした。これは、企業が選考にあたって重視した点を24項目から五つ回答する設問で、9年連続の1位獲得となったそうです。

つまり、グローバルな社会において必要だと思われそうな語学力や、様々な個性を率いる強力なリーダーシップ、あるいは多種多様な社会でうまく適応していくための協調性…などではなく、企業が求めている(新卒採用における)人材は、「コミュニケーション力」が高い人、なのです。

では、「コミュニケーション力」とは一体なんぞや? ということになります。なんだか、漠然としていますが、一朝一夕に「向上させる」ことができるものではなさそうだ、ということはおわかりかと。

そこで、冒頭の一文。

「まず聞き役に回ることが、コミュニケーション力を高める第一歩」なのです。

つまり、聞く力をつけていくこと、傾聴のスキルを鍛えて行くこと、がコミュニケーション力を高めていく第一歩になります。

このコラムでは既に【コミュニケーション豆知識】8~12の記事で、「聴くときの心構え」についてお伝えしました。

今回の「聴く」シリーズでは、「聴くときの態度(行動)」に焦点をあててお伝えしていこうと思います。

ポイントは次の6点

1)かかわり行動
2)簡単受容
3)事柄への対応
4)感情への応答
5)質問
6)沈黙への対応

【コミュニケーション豆知識】8~12 と、11月12日の投稿【笑って最期を迎えるために ~1000人の患者を看取った医師が実践している傾聴力~ <大津秀一著>】 も合わせてご参照しただければ幸いです。~3級コミュニケーション講座より~(T)

【コミュニケーション豆知識】21 <プ…

【コミュニケーション豆知識】21 <プレゼンテーション (3) >

コミュニケーションの3段階、人を動かすコミュニケーションのポイント3点を確認し、いよいよ3分間のショートプレゼンテーションです。

ここでは、「思わず行きたくなる○○」というタイトルで、プレゼンテーションを発表します(実際のカリキュラムでは、宿題としてプレゼンテーションを準備し、次の授業で発表します)。

過去に課された「○○」は実在の観光スポット。自分でインターネットやガイドブックなどで調べたり、もちろん余裕があれば実際に足を運んだり。中には手作りの模型を持参する受講生もあり、思いおもいのプレゼンテーションをします。

一人ひとりの着眼点が違うので、同じスポットのプレゼンテーションでも内容はバラエティに飛んでいます。そこが「ライブ」感のおもしろい部分でもあります。

受講生が一人ずつ順番に発表していきますが、聴き手となった受講生もただ聴いているダケではありません。「フィードバックする」という重要な課題があります。

フィードバックの際には、自己紹介に対するフィードバックポイント(注)を参考に、さらに具体的に、突っ込んだフィードバックをしていきます。はじめは何を言っていいのかわからなくても、講座を通してフィードバックすることを前提に話を聴く、という習慣がついて行くので、自然にフィードバック力がついて行く、というのもJCOのコミュニケーション講座の特長です。

(注)自己紹介に対するフィードバックのポイント9点
1)話しの構成
2)話しの内容
3)分かりやすさ
4)声の大きさ
5)話す速さ
6)間の取り方、リズム等
7)顔の表情
8)視線の向け方
9)身振りなど

詳細は【コミュニケーション豆知識】18 <1分間自己紹介 (3) >をご参照ください。~3級コミュニケーション講座より~(T)

【コミュニケーション豆知識】20 <プ…

【コミュニケーション豆知識】20 <プレゼンテーション (2) >

コミュニケーションの3段階を確認したところで、次に学ぶのは「人を動かすコミュニケーション」。

「人を動かす」とは、その人の「心」を動かすこと、さらに「行動」を起こさせること。そのために必要なポイントは次の3点。

1)論理:言葉を用いて順序立てて説明する、正しく伝えること
2)感情:心の中で感じたこと、好き嫌いや良し悪し
3)信頼:信じて頼りにすること

行動は、1)と2)と3)の足し算では無く、掛け算。どれかが「ゼロ」だったり「マイナス」だと「答え(=行動)」は「ゼロ(=起こさない)」。

例えば、ビジネスシーンで上司が部下に指示を出す、というシチュエーション。上司がいくら「理論的に正しいこと」を言っても、部下の感情が「良」や「好」にならなければ、(積極的には)行動を起こせないものです。

人間は、「感情の動物」です。

 「傷みや苦しみ」を避け、「喜び」を得るという感情にアプローチしながら、論理を見せて行くと納得しやすいといわれています。

「理論的に正しいことをいう」のは、自分一人でもなんとかできそうですが、「感情」と「信頼」についてはどのようにして、築いて行くのか、ということが課題になってきます。

つまり、「人を動かす」ためには「好かれる」、「信頼される」ことが重要なポイントです。ただし、信頼関係は一朝一夕には築くことはできません。
~3級コミュニケーション講座より

なお、私見ですが、信頼関係の構築について深く考察してみたい、という方にはD・カーネギー氏の名著「人を動かす」をお薦めします。

また、元大手百貨店のバイヤーで、現参議院議員の藤巻幸大氏の著書『なぜあの人はいつも助けてもらえるのか 職場で「可愛がられる」法則』(PHPビジネス新書)も信頼関係を築く上でのヒントがたくさん詰まっています。(T)

【じゅんじゅんの話し方教室TV.】 ご…

【じゅんじゅんの話し方教室TV.】

ご存知の方も多いかと思いますが、JCO代表理事北平純子による【じゅんじゅんの話し方教室TV】。隔週金曜日のお昼12時よりUSTREAMでライブ放送しています。

この番組は、「夢を持っているゲストをお招きし、そのゲストの方がより多くの人に夢を伝えられるように、じゅんじゅんこと北平純子が話し方をちょっとだけアドバイスする♪」する、というもの。

12月13日(金)USTREAMでのライブ放送分にJCO認定講師であり、フェイスブック投稿リーダーを担当させていただいていますワタクシ「T」こと、小山ともこがゲスト出演させていただきました。

北平による一般社団法人日本コミュニケーション機構の設立秘話に始まり、JCOのコミュニケーション認定講座について、私と北平が熱く(笑)語りあっております。

私個人の今後の活動についてもお話をする機会をいただいた事に、とても感謝しております。

ライブ放送は、隔週金曜日お昼の12時よりユーストリームで行っております。ライブ放送にメッセージをいただいた方の中から、ゲストよりベストメッセージ賞を贈呈させていただきます。また、YOUTUBEにもアップロードされますので、放送終了後にもご視聴いただくことができます。

より多くの方にJCOを知っていただけるきっかけになれば、嬉しく存じます。(T)

http://youtu.be/fYgNe_w_3uA

【コミュニケーション豆知識】19 <プ…

【コミュニケーション豆知識】19 <プレゼンテーション (1) >

自己紹介という形でショートプレゼンの実践練習をしたあとは、いよいよプレゼンテーションです。

このカリキュラムでは、「思わず○○したくなる△△」というテーマで3分間のプレゼンテーションを行います。

その前に、そもそも「コミュニケーション」とは? 

コミュニケーションを3段階に分けて、内容を確認します。

第一段階 情報を伝える

第二段階 関係を築く

第三段階 行動を喚起させる

自己紹介で名前と居住地、職業・趣味「だけ」を伝えるのは、第一段階のコミュニケーション。 

第二段階では、他の人に印象を残したり、あの人はこういう仕事をして、こんな趣味を持っているんだ…というあたりでしょうか。

自己紹介で、あの人ともっと話してみたい! 友達になりたい! と思わせる。それが、第三段階の「行動を喚起」させるという事です。実際に話しかけてもらわなくても、感情を動かす、ということだけでもOKです。

コミュニケーションの深さでいえば、第一段階は、「浅い」「表面的な」コミュニケーションということができます。

JCOがめざす「コミュニケーション」は、関係を築いて行く、そしてさらには行動を喚起させる、「深い」コミュニケーションなのです。~3級認定講座より~(T)

【皆様、応援をありがとうございました…

【皆様、応援をありがとうございました】~パワーウーマンコンテスト2013~

本日12月2日(月)東京・青山にて、パワーウーマンコンテスト決勝大会が行われました。

名古屋代表として出場した北平純子は、残念ながらグランプリを獲得することはかないませんでした。

たくさんの応援を頂戴いたしました皆様に、御礼を申し上げます。

北平は、前日から高熱がつづき、ベストコンディションではなかったものの、素晴らしいプレゼンテーションだったと思います。出場されたファイナリストの皆様は、それぞれ素晴らしいストーリーをお持ちで、その壮絶なエピソードに、私も思わず涙ぐんでしまいました。

グランプリの発表を終えると、応援に来ていた娘さんが悔し涙を流し、パパの胸に顔をうずめていました。彼女のその姿は、ママが大好きで、ママを応援して、ママのように働く女性に憧れている、そんな気持ちを体現していたと思います。

これこそが、北平にとっての勲章なのではないか、と私は思っています。

最後に、北平のコメントを掲載させていただきます。

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心から皆さん応援ありがとうございます!
名古屋代表としてグランプリとれませんでしたが
清々しい気持ちです。
主人が休みをとってくれ、家族四人
長女は、グランプリをとれなかった私をみて
「ママがフラフラしてお話ししたから優勝できなかった」と泣いてくれてました。

こうして、プレゼンテーションさせて頂き、明確になったこと

それは、もちろん
子どもたちにコミュニケーション授業届けること
コミュニケーション学習を広げること

そのためのパワーウーマンコンテストだとしたら目的を達成したように思います!
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これからも、北平純子と、JCOをよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。(T)