【コミュニケーション豆知識】11 <よ…

【コミュニケーション豆知識】11 <よりよい人間関係は“聴く”ことから(4) >

「聴くときの心構え 7つのポイント」(前編)

今日は、ちゃんと聴くために必要な、7つのポイントをお伝えします。

1. 相手が言おうとしていることの「意味」を聴きとり、その気持ちにこたえる(目の前の言葉にとらわれない)

話し手が本当に伝えたいことは、「今話していること」では無い場合が往々にしてあります。カウンセリングなどの場面でも多いと思いますが、日常生活にも意外とよくあるのではないでしょうか? 

まずは違う話題から始めて、そうっと本題に入って行く…ような。この時「その話し」が「重要ではない」と、聴き手が勝手に判断してしまったらどうなるでしょう? 

話し手の「話したい」という、「その気持ち」にまずは応えることが大切です。

2. 思い込みで聴かない(自分の価値観を脇におく)

人は誰でも自分自身の価値基準で判断しています。それは当然のコトですが、話を「ちゃんと」聴くときには、自分自身の価値観は「脇に置」いてみましょう。

「それは大変だね」「ツラいね」と、“ねぎらうつもり”でかけた言葉が、実は的外れだったりすることもあります。個人の価値観は脇に置き、まずは聴かせていただくことに専念しましょう。

3. 結論をいそがない(アドバイスしない)

話し手から「相談を受けた」時。なんとか早く解決してあげたい、と思い、目の前の問題点(と思われること)に着目し、「こうしたらいいんじゃないの?」と言ってあげたくなってしまいます。

これから信頼関係を構築して行こう、としている相手には、自分の考えを押し付けたり、指導しようとするのではなく、相手の「気持ちを最後まで聴く」ことが大切です。

「ちゃんと聴いてくれた」という話し手の思いが深い信頼につながります。

4. 無知の姿勢で聴く

自分にもそんな経験がある、という時。ついつい、その「経験値」で判断してしまいがちです。

その出来事によって受ける「痛み」は人それぞれです。自分にとっては「大したことない」出来事だったとしても、話し手には天地を覆すほどの出来事だと感じているかもしれません。

まずは、「無知」の姿勢で、「聴かせていただく」という態度で接することで、相手の心に寄り添う姿勢が伝わります。

明日は、5.~7.までをお伝えします。(T)

【コミュニケーション豆知識】10 <よ…

【コミュニケーション豆知識】10 <よりよい人間関係は“聴く”ことから(3) >

信頼関係を構築する上で、話を「ちゃんと聴く」ことがとても重要だということをお伝えしています。

なぜ、話を「ちゃんと聴く」と、信頼関係ができるのでしょうか?

話し手が、話すことによって、「自分を理解することができ」→「自分を受け入れることができ」→「自分の想いを解放することができ」るからなのです。

そこまでたどり着くと、話し手は、聴き手に「深く理解してもらえた」と感じることができるため、信頼関係が生まれるのです。 

では、「ちゃんと聴く」とはどんなコトでしょうか? 

聴き手が「聴いている」つもりでも、相手に伝わっていなければ、話し手は「聴いてもらっていない」と、感じてしまうのでしたよね。

話し手に「ちゃんと聴いているよ」と伝えるために気をつけたいこと。

今回は、「聴くときの心構え 7つのポイント」をお伝えします。

1. 相手が言おうとしていることの「意味」を聴きとり、その気持ちにこたえる(目の前の言葉にとらわれない)

2. 思い込みで聴かない(自分の価値観を脇におく)

3. 結論をいそがない(アドバイスしない)

4. 無知の姿勢で聴く

5. 正しく理解しているか、言葉で確認する

6. 相手の全体に気を配る(言葉と態度が一致しているか?)

7. 自分を客観的に見る(感情に巻き込まれない)

明日は、上記7つのポイントをもう少し詳しくお伝えします。(T)

[御礼]【HAPPY MEETS×ママまつり2013 in…

[御礼]【HAPPY MEETS×ママまつり2013 in NAGOYA 無事終了しました】

好天にもめぐまれ、JCOがブース出展しましたイベント『HAPPY MEETS×ママまつり2013 in NAGOYA』が無事に終了しました。

JCOメンバーが到着したのは、イベント開始1時間半前の午前9時30分頃。すでに開店していたマルシェは大賑わい、先に到着していたほかのブースの方がたも準備が着々と進行。

「ママまつり」らしく、ブースも可愛らしくデコレートされ、出展される方々の“女子力の高さ”に圧倒されていました。

イベントリーダーを務める吉永和子認定講師を中心に準備が進められて来た今回のイベント出展も、大勢の方にブースにお越しいただきました。

ママまつりとは言うものの、「パパ」さんや「パパさんでない男性の方」にも無料コンサルを体験していただきました。

「これからはコミュニケーション力がますます求められる時代が来ますね」というお言葉もいただき、時代の後押しを受けているという感謝の気持ちと、お伝えする私たち認定講師一人ひとりの責任の重さをずっしりと感じとる一日にもなりました。

また、今回はローテーションによって、認定講師がほかのブースを見学する時間もできたので、今後のブース出展の参考にさせていただけるような気づきや発見も多くありました。

私たちが提供するコンテンツには自信があります。

ですが、私たちを、私たちの活動を知っていただくことがなければ、コンテンツを提供させていただくことができません。

もっと多くの方々に私たちJCOと、JCOの活動を知っていただくために、何が必要なのかを考える良い機会をいただきました。

これからも機会があれば、どんどんブース出展して、JCOの活動を広めて行く予定です。また、より親しみやすく、立ち寄りやすいブース作りも考えて行こうと思います。

まずは、昨日のイベントが無事に終了いたしましたことをご報告申し上げるとともに、いろいろな形でご支援いただきました皆様に御礼を申し上げます。

ありがとうございました。(T)

[御礼]【HAPPY MEETS×ママまつり2013 in…

[御礼]【HAPPY MEETS×ママまつり2013 in NAGOYA 無事終了しました】

好天にもめぐまれ、JCOがブース出展しましたイベント『HAPPY MEETS×ママまつり2013 in NAGOYA』が無事に終了しました。

JCOメンバーが到着したのは、イベント開始1時間半前の午前9時30分頃。すでに開店していたマルシェは大賑わい、先に到着していたほかのブースの方がたも準備が着々と進行。

「ママまつり」らしく、ブースも可愛らしくデコレートされ、出展される方々の“女子力の高さ”に圧倒されていました。

イベントリーダーを務める吉永和子認定講師を中心に準備が進められて来た今回のイベント出展も、大勢の方にブースにお越しいただきました。

ママまつりとは言うものの、「パパ」さんや「パパさんでない男性の方」にも無料コンサルを体験していただきました。

「これからはコミュニケーション力がますます求められる時代が来ますね」というお言葉もいただき、時代の後押しを受けているという感謝の気持ちと、お伝えする私たち認定講師一人ひとりの責任の重さをずっしりと感じとる一日にもなりました。

また、今回はローテーションによって、認定講師がほかのブースを見学する時間もできたので、今後のブース出展の参考にさせていただけるような気づきや発見も多くありました。

私たちが提供するコンテンツには自信があります。

ですが、私たちを、私たちの活動を知っていただくことがなければ、コンテンツを提供させていただくことができません。

もっと多くの方々に私たちJCOと、JCOの活動を知っていただくために、何が必要なのかを考える良い機会をいただきました。

これからも機会があれば、どんどんブース出展して、JCOの活動を広めて行く予定です。また、より親しみやすく、立ち寄りやすいブース作りも考えて行こうと思います。

まずは、昨日のイベントが無事に終了いたしましたことをご報告申し上げるとともに、いろいろな形でご支援いただきました皆様に御礼を申し上げます。

ありがとうございました。(T)

【HAPPY MEETS×ママまつり2013 in NAGO…

【HAPPY MEETS×ママまつり2013 in NAGOYA ブース出展のお知らせ】 いよいよ明日になりました! 

「短い時間で魅力を伝える 自己紹介コンサル」&「内なる自分に会ってみよう 自己価値発見コンサル」JCOが自信を持ってお届けするコンテンツです! 

これまでのイベントでも大人気・行列必至のコンテンツをひっさげて、名古屋・栄で行われるイベントにまたもやJCOがブース出展します。今回もこれらのコンサルを無料で体験していただくことができます。

“ママまつり”とありますが、“ママ”でなくてもコンサルを受けていただくことができます。もちろん、無料です! 当日は、JCOの“美人”認定講師が、皆様のお越しを手ぐすね引いて、お待ちしております。

自己紹介にお困りの方、自分にもっと自信を持ちたい方、JCOの“美人”認定講師に会いたい方、JCOのコミュニケーション講座に興味がある方、私もJCOの“美人”認定講師になりたいわ~という方、そもそもJCOって一体何やねん? とお思いの方、なんかわかんないけどちょっと面白そう? と思ってくださった方、はぜひぜひ名古屋栄のオアシス21 JCOブースに遊びにいらしくてください。

日時:2013年11月9日(土)11:00~16:00
場所:名古屋栄 オアシス21 銀河の広場

JCOブースは、☆キラッキラ☆に輝いてるオーラが目印です(笑)

明日、土曜日はお天気も良さそうです。 名古屋栄・オアシス21にぜひ遊びにいらしてください。(T)

【コミュニケーション豆知識】9 <より…

【コミュニケーション豆知識】9 <よりよい人間関係は“聴く”ことから(2) >

「ちゃんと聴く」ために必要なのは「技術」と「マインド」

たまたま聞こえて来た、TVのCM。

「事故を起こしたとき、○○(保険会社)の担当の方が話をちゃんと聴いてくれて安心しました」

担当者が迅速かつ的確な処理をするとともに、「担当者が話をちゃんと聴いてくれた」というセリフで、顧客の「安心感」を強調しています。

「信頼できる保険会社ですよ」というアピールです。

言い換えれば、「話をちゃんと聴いてくれる人」=「信頼できる人」というイメージがあるということ。

ところで、よくありがちな家庭内での一場面。

ご主人が、TVで大好きな野球中継を見ています。応援するチームのピッチャーが2ストライクという場面。

片や奥さんは、今日あったこと、ちょっと悲しかったことや、嫌だなと思ったことを話しています。

「ねぇ、ねぇ、話し聴いてる?」 という奥さんの問いに「聴いてるよ~」と上の空で返事。

ちょうどその時、ピッチャーが最後のストライクをとってアウト! というとき小さな声で「よしっ」とつぶやきました。

それを聞いた奥さんは、「やっぱり聴いてないじゃないのよ~!」と烈火のごとく怒り出す。ご主人はご主人で、「疲れて帰って来てるんだから、野球ぐらい見たっていいだろう!」と怒り出し、夫婦喧嘩勃発!

なんていうシーン(←ちなみに、我が家のコトではありませんww)

奥さんは「ちゃんと話を聴いて欲しい」、という欲求が満たされていない、と感じています。

実は、「ちゃんと聴く」ためには、「技術」と「マインド」が必要なのです。双方が満たされて初めて話しては「ちゃんと聴いてもらっている」と受け取る

ことができます。

技術に偏りすぎると、「傾聴の型どおりに聴いてるフリをしている」と受け取られてしまうかもしれず、逆に話し手に居心地の悪い思いをさせてしまいかねません。

また、マインドに偏りすぎても、「聴く気満々なのはわかるけど、逆に話しづらい」なんてことも起こりうる。

話をちゃんと「聴く」って、意外とできていないし、難しいのです。

ところで、仕事で疲れて帰って来てるのに、くだらない話を「ちゃんと聴く」必要があるのか??? なんていう世の男性の声も聞こえてきそうです。

奥様にお伝えしたいのは、きちんと聴いてもらいたいような大切な話しや重要な話しをするときには、「相手の都合を確認する」という選択肢もある、ということです。

自分の話しと、ご主人の野球と、どっちが重要かを比較するのではなく、どうしても「今」話すことが必要なのかどうか、を話し合った上で、ご主人に「いつなら話を聴く時間を取ることができる」とおっしゃっていただくこともできますよね。

お子さんの話を聴く時にも同じことが言えます。

お互いに尊重し合う、ということがコミュニケーションではとても大切なコトです。(T)

【コミュニケーション豆知識】8 <よ…

【コミュニケーション豆知識】8 <よりよい人間関係は“聴く”ことから(1) >

周りの人との信頼関係を築きたいと思ったら何をしますか?

約束を守る? 言葉遣いに気を使う? 思いやりを大切にする?

どれも、間違いではありません。よりよい人間関係を築くために、また信頼関係を深めるためにはどれもとても大切なコトです。

人は、「自分のことを認めてくれている」と感じたたときに相手のことを信頼するそうです。

では、どんな風にしたら相手に「認めている」ことを感じてもらうことができるのでしょうか?

言葉で伝えても「嘘」っぽい。態度で示しても、なかなか伝わりづらい。一番の問題は伝わったのかどうかがわかりづらい、ということ。

以前ご紹介した本(【パワークエスチョン】)の中に、人には「認められたい」「話を聴いてほしい」という二大欲求がある、という記載がありました。

このことからも、「話をきちんと聴く」ということが人間関係にはとても重要な行為であることがわかります。

なんだ、そんな簡単なコトか。

と、お感じになるでしょうか?

JCOのコミュニケーション3級講座で傾聴ワークを体験してみて、自分は「意外と“きちんと”聴けてなかった」のだと実感しました。

余談ですが、このワークで一緒に組んで「きちんと聴いてくれた」同期生のことをとても「信頼できる」人だと認識するようになりました。これは、嬉しい誤算なのか、カリキュラムを作った北平理事のマジックなのか、はわかりません(笑)

では、明日から、「きちんと聴く」とは一体どういうコトか、をお伝えしていこうと思います。(T)

【コミュニケーション豆知識】7 <い…

【コミュニケーション豆知識】7 <いい声は作れる>

自分の声は好きですか?

録音していた自分の声を聞くのは嫌い、という方も多いですよね。

では、「いい声」とはどんな声だと思いますか?

聞き取りやすい声、よく通る声、滑舌が良い、明るい声、よく響く声、メリハリがある、などなど

でも、自分の声は生まれつき低くて、とか、私は滑舌が悪いから、とか、ハスキーだから声の通りが悪いから

「“いい声”にはなれない」、と思っていませんか?

そんな方に朗報です! 

「いい声」とはトレーニングで作れるんです。

例えば、

よく通る声、よく響く声にするには、腹筋を鍛えていい声の「筋肉」を作る。

滑舌が良い、聞き取りやすい声にするには、口のカタチを整え、舌をうまくさばけるように練習して、正しく発音できるようにする。

このほかに姿勢をよくして肩の力を抜いた呼吸法を行い、発声練習を繰り返すことによって、自分の声を活かした「いい声」を作ることができます。

アナウンサーやプロの声優さんの声だけが「いい声」なのではありません。

自分のもともとの声を活かした「いい声」を作ることは、誰にでもできることなのです。

あなただけの「いい声」を探してみませんか?(T)

【“Why”でなく、“What”で考える】~シ…

【“Why”でなく、“What”で考える】~シンプルに答えを得るために~

三連休の最終日。いかがお過ごしですか? 

お部屋の片付けや、読書、お出かけなど、やろうと思っていたことはたくさんあったのに、つい、だらだらしてしまってできなかった…と後悔している方もいらっしゃるでしょうか。

こうしたい、こうして欲しいと思っていても、物事(や人)が自分の予定(予想)どおりに行かないときって、ありますよね。

そんなとき、ついつい「Why(なぜ)?」と考えてしまいがち。

なぜ、こんなコトになるのだろう?

なぜ、○○してくれないのだろう?

もし、その疑問に対するフィードバックがあったとしても、それはネガティブなモノになりそうですよね。

こんなときは、うまく行かない理由を追求する「Why(なぜ)?」」ではなく、うまく行くための方法を考える「What(何をしたら)?」で問いかけてみませんか?

何をしたらうまく行くだろう?

何をしたら、△△してくれるだろう?

自分が欲しい結果を思い描いて、どうしたらそのような状況に到達できるだろうか? と思いをめぐらせてみる。

自分も、周りも、誰も責めない。ただ冷静に、客観的に、そして論理的に「実現の方策」を探る。

きっと、理想の状況に近づくためのポジティブなアイデアが得られるはずです。

もちろん、“How”(どんな風に)? もアリですよねww 

思うようにいかないとき、わざわざ答えが得られない、あるいは答えを得にくい疑問の迷宮に入り込みがち。より答えが得やすい、明確な疑問を投げかけてみると、答えは意外とシンプルなのかもしれません。(T)

【PREP法を「聞き上手」に応用する】 …

【PREP法を「聞き上手」に応用する】 ~すぐできる! 論理的な話し方~

これまでPREP法を使って、自己紹介やショートスピーチを構成することをお伝えしてきました。…が、実際のところ「いまいちよくわからないなぁ」と感じている方も多いのではないでしょうか?

実は私も、3級講座を受講したとき「PREP法」での自己紹介やプレゼンが完全にはできていませんでした。特に「R」(理由)と「E」(事例・裏付け)がごちゃごちゃになって、うまく使いこなすことができなかったのです。そこで、なんとかもう少し理解を深めたいと、参考になる本を探して出会ったのが今日ご紹介する本です。

この本では、「P」・「R」・「E」・「P」それぞれの項目に詳細な説明と実例が示されており、理解するのに役立ちました。コラムも豊富で参考になることも多かったです。

その中で「ほぉ~」っと思ったのが、タイトルにした「PREP法を“聞き上手”に応用する」というコラム。自分の話の展開でPREP法を用いるだけでなく、会話の中で相手の話を聴きだすときにも、PREP法が使える、というもの。

「今日はどんなお話しですか?」、「それ、どうしてですか?」、「例えば、どんなことですか?」、「結局、どうなったんですか?」などの言葉を使い、PREP法の各部分を尋ねながら、相手の話を促し引き出してあげると、自分ではなかなかまとまった話ができないという人でも質問に導かれて、筋道の立った話ができる、のです。

自分が聴き手に回ったときにもPREP法を意識して、話を引き出してあげることができると良いですね。「あの人とは筋道立った話ができる」といわれるようになれば、ビジネスの場での高評価が期待できます。

もちろん、プライベートやご家庭でもうまく話を引き出し“聞き上手”になれたら、身近な人とより良い関係を築くのに大いにも役立ちますね。(T)

『すぐできる! 論理的な話し方 ~話の組み立て方が上手になるPREP法の使い方~』<大嶋友秀著 日本能率協会マネジメントセンター>